相模女子大生の声も生かされた「STEP by rom&nd」が10月23日発売、韓国コスメで学ぶ産学連携
韓国コスメブランド「rom&nd(ロムアンド)」の新しいスキンケアブランド「STEP by rom&nd(ステップ バイ ロムアンド)」が、10月23日(金)に発売されます。この新商品の開発には、相模女子大学 学芸学部 国際コミュニケーション学科の学生たちから出た意見の一部が生かされています。
相模女子大学(所在地:神奈川県相模原市南区、学長:田畑雅英)は、rom&ndの日本正規販売代理店である株式会社韓国高麗人蔘社(所在地:東京都中野区)と産学連携を行っています。学生たちは「STEP by rom&nd」のコミュニケーション戦略の立案と実践に取り組みます。韓国高麗人蔘社が国内の四年制大学と正課授業で産学連携を行うのは、相模女子大学が初めてです。

商品開発の段階から、学生のリアルな声を企業へ
この取り組みは、2026年4月に新設された国際コミュニケーション学科の産学連携活動のひとつです。学生は韓国語や韓国の文化・歴史を学びつつ、2026年4月から商品開発段階のプロジェクトに参加してきました。韓国高麗人蔘社とは、若年層がどのように情報を集めているか、コミュニケーションツールをどう使っているかといったテーマで意見を交わしてきました。
同学科では、2026年度入学生のうち約20名が、韓国をテーマにしたプログラム「Area Studies Program on Korea」での学びを志望しています。1年生は授業で韓国語や韓国文化を学び、有志の学生によるプロジェクトチームが中心となってrom&ndとのプロジェクトを進めてきました。
2026年度上半期の主な活動
- ふだん使っているSNSやコミュニケーションツール、情報収集の方法について韓国高麗人蔘社と意見交換。企業は若い世代のリアルな情報収集の方法を、学生は企業が抱えるマーケティングの課題を知る機会に
- 韓国高麗人蔘社のrom&ndブランドマネージャー李圭敏(イ ギュミン)氏を講師に迎えた特別授業で、「韓国コスメの魅力と日本市場での流通」をテーマに、韓国コスメ市場の特徴やブランド戦略、日本市場での展開事例などを学習
- 6月と8月に開催されたオープンキャンパスで、来場した高校生や保護者に商品の特徴や魅力を紹介しながら商品サンプルを配布。あわせて、新商品のコミュニケーション施策を検討するためのアンケート調査を実施

発売をきっかけに「伝える」ステージへ
「STEP by rom&nd」の発売を機に、学生たちは同商品のコミュニケーション戦略の実践へと活動を進めます。企業と一緒に学ぶ段階から、自分たちの言葉で商品の価値を届ける段階へと、実践の場が広がっていきます。4年間の学びの流れ(予定)は次のとおりです。
- 1年次(学ぶ・実践する):韓国語・韓国文化・韓国コスメ市場を知る/企業と意見交換/商品の魅力を伝える
- 2年次(学ぶ):SNSマーケティングの基礎理論と事例を学ぶ
- 3年次(発信する・効果を検証する):学生自身がコンテンツを制作・発信し、効果を検証する
- 4年次(運用する):プロジェクトのマネジメント・運用を実践する
国際コミュニケーション学科は、英語や韓国語など多様な言語と文化を学び、世界とつながる力や広い視野を育てる学科です。一人ひとりの「スキ」や「やりたい」を出発点に、英語、韓国、実践力、教育、コミュニケーションデザインの5つのプログラムで学びを深められます。留学先は10か国40校以上。中学・高校の英語教員免許に加え、全国の女子大学で初めて正式認証を受けた国際バカロレア(IB)の教員資格の取得も目指せます。

韓国高麗人蔘社が相模女子大学を選んだ理由
韓国高麗人蔘社が連携先として相模女子大学を選んだ理由は、次の3点です。
- 韓国文化を学べる国際コミュニケーション学科が2026年度に新設されたこと
- 日本経済新聞社の「大学の地域貢献度調査」で全国の女子大学として10期連続で1位の評価を受けるなど、産学連携で長年の実績があること
- 韓国語・韓国文化を積極的に学び、4年間継続してプロジェクトに取り組める体制が整っていたこと
今回の連携は、単位認定される正課授業の一部として、語学・文化の学びとマーケティングの実践を結びつけている点が特長です。rom&ndブランドマネージャーの李圭敏氏は、韓国コスメの背景には韓国ならではの文化や価値観があり、その魅力への理解や共感を深めることで市場のさらなる発展につなげたいとしています。また、韓国への関心が高い学生が多い相模女子大学に、ブランドの価値や世界観を伝えるパートナーとして高い親和性を感じているとし、将来的には韓国本社での研修等も視野に入れ、学生の成長とブランド価値向上の双方につながる取り組みへ発展させたい考えです。
相模女子大学 副学長(連携・キャリア担当)の中村真理教授は、この連携を、語学や異文化理解を実社会の課題解決に結びつける同学科の実践的な教育を象徴する取り組みと位置づけています。学生たちは企業との意見交換や特別授業、オープンキャンパスでの活動を通して、消費者と企業の双方の視点から商品開発やマーケティングを考える経験を積んできました。自分たちの意見が実際の商品開発に生かされたことは、大きな自信と学修意欲につながると確信しているとし、今後はコミュニケーション戦略の立案・実践を通じて、異文化をつなぎ新たな価値を創造できる人材へと成長することに期待を寄せています。