着物ドレス×美濃焼アクセサリーがパリの街へ。札幌発「OMOMUKI」と多治見発「七窯社」がコラボビジュアルを発表
北海道・札幌で生まれたラグジュアリーアップサイクルブランド「OMOMUKI(おもむき)」(代表:中原美里)が、岐阜県多治見市発の美濃焼アクセサリーブランド「七窯社(ななようしゃ)」とのコラボレーションビジュアルを発表しました。撮影の舞台は、世界中のファッション関係者が集うパリ・ファッションウィークの開催期間中のフランス・パリです。
OMOMUKIは今回のパリ滞在をきっかけに、欧州市場への展開を見据えた新たなつながりを育んでいます。このコラボレーションを通じて、欧州市場に向けたブランドの発信をさらに進めていく方針です。

着物と美濃焼、ふたつの伝統がひとつの装いに
OMOMUKIは、ビンテージ着物を現代のドレスやジャケットへと仕立て直し、一点物の「着るアート」として提案しているブランドです。コンセプトは「伝統の美をまとい、世界へ羽ばたく」。役目を終えようとしている着物を日本の職人の手仕事で一点ずつ再構築し、伝統をただ保存するのではなく、今のライフスタイルになじむ形へと生まれ変わらせることで、着物の美しさや職人の技を次の世代、そして世界へつなぐことを目指しています。
一方の七窯社は、多治見市のタイルメーカーから生まれた美濃焼アクセサリーブランド。美濃焼の産地で培われたタイル製造技術と職人の手仕事を生かし、陶磁器ならではの豊かな色彩や質感を、身につけるアクセサリーとして表現しています。受け継がれてきた日本の技術や美意識を、現代の暮らしの中で新たな価値として生かしていく。その姿勢が、両ブランドの共通点です。
今回の撮影では、OMOMUKIの一点物の衣装に七窯社のアクセサリーをコーディネート。着物の繊細な柄や色彩と、陶磁器ならではの艶やかな質感が調和するスタイリングに仕上がりました。伝統を特別なものとして遠ざけるのではなく、自由にまとって自分らしく楽しむ。そんな新しい可能性を、パリの街並みを背景に表現しています。

北海道を拠点に活躍する3名のクリエイターが参加
撮影には、北海道を拠点に国内外のファッションシーンで活躍する3名のクリエイターが集結しました。いずれもパリ・ファッションウィークのショーに携わった経験を持つメンバーです。
- モデル・ブランドアンバサダー 岡田莉奈:モデル、ウォーキング講師、札幌観光大使、ファッションショー主催と多方面で活動。モデルとして10年以上、CM・広告・ファッションショーなどで幅広く活躍し、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークのコレクションに挑戦して公式ショーを含む84本に出演。2021年には「Miss Supranational」の日本代表に北海道出身者として初めて選ばれ、2023年には北海道にモデルの活躍の場をつくる「Flux Mode Collection」を設立。現在はOMOMUKIのブランドアンバサダーとして、着物の新しい魅力を国内外へ発信しています。
- ヘアメイクアップアーティスト 泉妃:フランス・パリおよび韓国の専門機関で研修を修了し、2001年からフリーランスとして活動。札幌を拠点に、TV-CMや広告、ファッションショーなど国内外の現場で活躍し、ハリウッド俳優のメイクも担当してきました。パリ・ロンドンファッションウィークへの参加経験があり、コンテストメイクの指導にも14年以上携わっています。
- フォトグラファー 長谷川龍翔:札幌を拠点に国内外で活動するフリーランスフォトグラファー。人物撮影を中心に、2025年にはニューヨーク・ファッションウィーク、2026年にはパリ・ファッションウィークで撮影を担当。国内各地のファッションショーでは撮影チームの統括も務め、モデルや世界大会出場者などの撮影を幅広く手がけています。
OMOMUKI代表の中原美里さんは、ファッションウィーク期間中だったこともあり、現地ではフランス人モデルやアメリカ人モデルにも協力してもらい、さまざまなバックグラウンドを持つモデルに着用してもらったことで、着物の新たな魅力を改めて実感したとコメント。七窯社の美濃焼アクセサリーについては、着物ドレスの柄や色彩と美しく響き合い、想像以上に魅力的なルックが生まれたと振り返っています。さらに、着物も美濃焼も日本の誇るべき伝統であり、国籍や文化を超えて自由にまとい楽しんでもらえる可能性をパリで確かに感じたとし、今後も札幌から世界へ日本の美を届けていくと語りました。

パリを足がかりに欧州へ。2027年2月にはオンラインストアのリニューアルも予定
OMOMUKIは今回のパリ滞在中、欧州市場に向けた取り組みを進めました。今後は、制作したコラボレーションビジュアルを欧州のバイヤーやメディアに向けたブランド紹介などに活用し、パリでの展示会出展も視野に入れながら、海外での認知拡大を目指していきます。また、2027年2月には公式オンラインストアのリニューアルを予定しています。
「捨てられゆく着物に、新しい命を。」を掲げるOMOMUKIは、サステナビリティを単なる再利用や我慢の選択肢ではなく、新たな価値を生み出すラグジュアリーな体験として捉えています。今後も国内外のクリエイターやブランドとの協業を通じて、地域で育まれた文化や技術に新たな価値を見いだし、その可能性を世界へ広げていくとしています。
出典:OMOMUKI