「仕事、ちょっとしんどいな…」そう感じたら。精神・発達障害のある方の約7割が経験する「休職」から、自分らしく働くヒントを見つけよう
約7割が休職を経験!その背景にあるものとは?

調査では、精神障害や発達障害のある方の67.3%が休職を経験していることが分かりました。この数字を聞いて、驚いた人もいるかもしれませんし、「やっぱりそうなんだ」と納得した人もいるかもしれませんね。
休職経験者の多くが、自分の障害について職場に開示している傾向も見られました。障害をオープンにすることで、職場もサポートしやすくなる、という側面もあるのかもしれません。
休職からの復帰、その後の道のりは?
休職を経験した方が職場に復帰するまでの期間についても調査が行われました。

結果を見ると、7割以上の方が半年以内に職場復帰していることがわかります。特に「3ヶ月以内に復帰した」と答えた方が29.7%と最も多かったんです。早く復帰できた人もたくさんいるんですね。
一方で、約2割の方は1年以上の長期休職を経験したり、復職せずに転職を選んだりしていることも判明しました。休職後のキャリアは、一人ひとりの状況や職場の理解によって、大きく二つの道に分かれる傾向があるようです。
休職は「必ず復職するもの」というよりは、自分の体調や、今後どんな働き方をしたいか、そして職場の環境や理解度によって、その後の選択肢が変わってくる、と考えると良いかもしれません。
「はたらき続けやすい職場」の鍵は「合理的配慮」にあり!
この調査では、休職からの復帰後に「はたらきやすい」と感じるかどうか、そしてその要因についても深く掘り下げています。
実は、「業務に関する具体的な配慮・提案」(26.3%)や「はたらき方に関する具体的な配慮・提案」(24%)といった、合理的配慮(障害のある人が、他の人と同じように活動できるよう、職場や学校などが個別の状況に合わせて必要な変更や調整を行うこと)が受けられた場合に、「はたらきやすい」と感じる割合が高まる傾向が見られました。職場が個々の事情に合わせてサポートしてくれることが、長く安心して働くための大切なポイントなんですね。
パーソルダイバースの人材ソリューション本部 事業戦略部 ゼネラルマネジャーである戸田幸裕さんは、この調査結果を受けて、「休職は単なる回復期間ではなく、その後の働き方を見つめ直す大切な機会と捉えるべき」と語っています。適切な合理的配慮や環境が整えば、安心して働き続けられる可能性が高まる、というメッセージは、私たちを前向きにしてくれますね。
もし復帰後の環境に不安を感じたら、一人で抱え込まずに、信頼できる第三者に相談しながら状況を整理することも大切です。
調査概要

今回の調査は、パーソルダイバースが運営する障害のある方のための転職・就職エージェント「dodaチャレンジ」において、精神障害・発達障害のある方300名を対象に、インターネットアンケート形式で実施されました。
もっと詳しく知りたい方はこちら
この調査から見えてきたのは、精神障害や発達障害のある方が自分らしく、そして長く働き続けるためには、個人の努力だけでなく、職場の理解や具体的なサポート、つまり「合理的配慮」がいかに重要かということです。
もしあなたが今、働き方について悩んでいるなら、この調査結果が「自分だけじゃないんだ」「こんなサポートがあるんだ」と、少しでも前向きな気持ちになるきっかけになってくれたら嬉しいです。