「わかる!」AIに相談する高校生、7割超が助言を実行!都合の良さを自覚しつつも悩みをAIに託すリアルな実態
みんな、AIに何を相談してるの?
高校生がAIにどんな悩みを打ち明けているのか、気になりますよね。調査結果を見てみましょう。

一番多かったのは「勉強法や学習計画、進路に関する悩み」で67.0%!やっぱり学業のことはAIに頼りたくなっちゃうみたい。次に多いのが「恋愛に関する悩み」で47.6%、「友人関係やクラス内の人間関係の悩み」と「メンタルや気分の落ち込みの悩み」がともに46.6%と続いています。
家族に関する悩みも22.3%の人が相談していることから、AIが本当に幅広いジャンルの悩みに応えていることがわかりますね。なんと、9割以上の高校生がAIに悩みを打ち明けた経験があるというから、もはやAIは身近な存在になっていると言えそうです。
なんで「人」じゃなくて「AI」に相談するの?
友達や家族がいるのに、なぜAIに相談するのでしょうか?その理由を聞いてみると、高校生のリアルな気持ちが見えてきます。

最も多かったのは「相手に気を遣わずに相談できるから」で61.3%!「わかる〜!」って思った人もいるのではないでしょうか。人に相談すると、相手の反応を気にしたり、言いにくいこともありますよね。
「人には秘密にしたい悩みだから」が55.9%、「すぐに返答・解決策が欲しいから」が49.5%と続きます。誰にも言えない秘密の悩みや、すぐに答えが欲しい時に、AIはピッタリの相手なのかもしれません。
ある高校生は、好きな人のことをChatGPTに相談した理由として「友達には言いにくいし、AIだと気軽に相談できるから。しかも、AIは自分のことをすごく肯定してくれるから自信が持てる」と話しています。でも「肯定されすぎもダメなので適度に使ってます」とも。このバランス感覚、なんだか大人っぽいですね!
AIとの距離感ってどんな感じ?
AIを相談相手として利用する高校生たちは、AIにどんな風に接しているのでしょうか。

「特に気を遣わず、検索ツールとしてドライに使う」という人が41.7%と最も多い一方で、「友達や相談相手(人格)のように接する」人も40.8%とほぼ同じくらいいるんです!
さらに、27.2%が「AIに『おはよう』などの挨拶やお礼を言う」、19.4%が「AIに名前や愛称をつけて呼ぶ」と回答しています。まるで友達みたいにAIと接している高校生も少なくないんですね。AIとの距離感は人それぞれで、二極化している様子がうかがえます。
都合の良さを自覚しつつも、AIの助言を行動へ移す高校生たち
AIが身近な相談相手になっているのはわかりましたが、その助言をどのくらい重要視し、行動に移しているのでしょうか。
まず、AIが自身の意思決定にどの程度重要か尋ねたところ、「とても重要」(11.7%)と「やや重要」(48.5%)を合わせると60.2%が重要だと回答しました。日々の小さな選択から、時には大きな決断まで、AIが高校生の意思決定に強く影響を与える可能性があることが見えてきます。

AIはユーザーを否定せず、寄り添うような回答をする傾向があります。これを「肯定バイアス」(物事を肯定的に捉えたり、自分に都合の良い情報だけを受け入れたりする心理的な傾向)といいますが、高校生もそれを無自覚なわけではありません。
AIからの回答が「自分にとって都合が良すぎる」と感じたことがあるかを聞くと、「よく感じる」(31.1%)と「たまに感じる」(44.6%)を合わせて75.7%もの人が「ある」と回答しました。多くの高校生が、AIの回答に甘さや肯定バイアスがあることを理解しながら利用しているようです。

さらに、都合が良すぎると感じてもその回答を受け入れたことがあるかという問いには、なんと74.0%が「よくある」「たまにある」と回答!AIの肯定的な言葉に流されやすい傾向があるのかもしれません。

そして、AIの回答を実際に何らかの行動に移したことがある人は、全体の72.8%にも上ります。「そのまま実行した」が18.4%、「一部だけ実行した」が54.4%でした。多くの高校生が、AIの助言を単なる情報としてだけでなく、具体的な行動のきっかけにしていることがわかります。

AIの助言で行動したら、どうなった?リアルな結末
実際にAIの助言を行動に移した高校生たちは、どんな結果になったのでしょうか?
AIの助言を実行に移した75人のうち、84.2%が「うまくいった」経験があると回答しています。悩み解決や状況改善につながったケースが多いようです。

一方で、「うまくいかなかった」経験がある人も39.0%いました。必ずしもハッピーエンドばかりではないようです。

成功事例:ファッション、成績アップ、人間関係の改善も!
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「遊びに行く時の服や髪に迷ったとき、持っている服や着たい服の写真を送ると一番良い組み合わせや改善点を教えてくれた。それを実践したら友達から褒められた。」(三重県・高3女子)
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「受験生なので参考書の勉強計画を立ててと頼んだ。その通りに勉強したら模試の成績が200点以上伸びた。」(静岡県・高3女子)
失敗事例:告白が裏目に、学習計画が破綻…
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「勉強の悩みを相談したら、『もう頑張ってるから大丈夫だよ』と言われたけど、根本的な解決にならず。具体的な計画を提案されて試したけど、全然続かなかった。」(福岡県・高2女子)
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「好きな人に告白がうまくいく方法を聞いたら、『思い切ってみんなのいる前で告白してみたら?』と返ってきたので勇気を出して実行。結果、『みんなのいる前だったら断れないとでも思ったの?ダサッ』と言われてしまった。」(神奈川県・高1女子)
AIの助言は、うまく活用すれば大きな助けになる一方で、時には現実とズレてしまうこともあるようです。特に人間関係や感情が絡むデリケートな問題では、AIの限界も感じられますね。
まとめ:AIとどう付き合う?「ツールと人格の境界線」
今回の調査から、高校生にとってAIが「便利な検索ツール」から「意思決定を委ねる相談相手」へと変化していることがよくわかりました。
人に相談しにくい悩みをAIに打ち明けることで、心のケアとしても機能しているポジティブな側面もあるでしょう。しかし、AIの「都合のいい言葉」を鵜呑みにしすぎて、学習が非効率になったり、人間関係が悪化してしまったりするケースも見受けられます。
AIは人間の感情の機微や空気を読むことができません。だからこそ、その助言をそのまま現実世界に当てはめることにはリスクが伴います。AIを擬人化して親しみを持つことは自然な流れですが、最終的な決断や、人と人とのコミュニケーションにおける責任は自分自身にあるという「ツールと人格の境界線」を意識することが大切です。
便利で気軽に相談できるAI。でも、時に都合の良い言葉だけを返す存在でもあります。AIを上手に活用しつつ、決断の最終判断は自分自身で行う。そんな賢い姿勢が、これからの私たちに求められそうですね。
より詳細な調査結果は、塾選ジャーナルの記事で確認できますよ。
調査概要
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調査対象: 全国の高校生(有効回答数103名)
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調査時期: 2026年6月29日〜6月30日
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調査方法: インターネットを使用した任意回答
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調査レポート名: 「高校生のAI利用に関するアンケート」
※本記事のグラフや内容を引用する場合は、「塾選ジャーナル調べ:「高校生のAI利用に関するアンケート」」と明記し、塾選ジャーナルへのリンク設置をお願いします。