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仕事

「わかる!」在宅ワークの困りごと、約半数が不満を感じる環境をどう乗り越える?

はじめに:在宅ワーク、快適?それとも…?

在宅ワークがすっかり定着した今、あなたのお仕事環境はどうですか?「通勤がなくて楽ちん!」「自分のペースで仕事ができる!」といったメリットを感じる一方で、自宅ならではの「あれ?」な働きにくさに、実はモヤモヤしている人も少なくないかもしれませんね。

オフィスでは気にならなかったことが、自宅だと集中力を妨げたり、仕事の効率に影響したりすることもありますよね。そんな在宅ワークのリアルな困りごとについて、株式会社家がほしいが運営する「家が欲しい.com」が、在宅ワークをしている499人を対象にアンケート調査を実施しました。みんながどんなことに悩んでいて、どんな解決策を考えているのか、一緒に見ていきましょう!

今回の調査結果について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下の調査記事もチェックしてみてくださいね。

家が欲しい.com 調査記事

在宅ワーク環境、みんなのホンネは?

まず、「在宅ワーク環境に不満がありますか?」という質問に対して、なんと約半数の47.7%の人が「とても不満(7.8%)」か「やや不満(39.9%)」と回答したんです。

在宅ワーク環境の満足度

「とても満足(4.4%)」と「まあ満足(47.9%)」を合わせると52.3%なので、満足している人と不満を感じている人が、ほぼ半々という結果になりました。意外と多くの人が、自宅での仕事環境に何らかの不満を抱えているのかもしれませんね。

「わかる!」在宅ワークあるある?困りごとトップ10

では、具体的にどんなことに困っているのでしょうか?在宅ワーク環境の困りごとトップ10を見てみましょう。

1位は「音が気になる」で、3人に1人以上が悩んでいるようです。2位には「家族の存在が気になる」、3位には「机と椅子が使いにくい」が続いています。周囲の環境や設備面での悩みが上位を占める傾向があるようです。

1位|音が気になる

「わかる!」と共感する人も多いのではないでしょうか。外の車の音や工事の音、家の中の生活音など、音によって集中力が途切れてしまうという声がたくさん寄せられました。WEB会議中に生活音が相手に聞こえてしまうことを気にする人もいるようです。

夫の生活音がうるさい(50代以上 女性)
作業部屋に面した敷地が近隣農家の交通路として使用されるようになり、早朝から夕方にかけてトラクターや配送業者などの大型車の交通量が激増し、騒音も増したことに悩まされている(40代 女性)

2位|家族の存在が気になる

家族が近くにいると、つい話しかけられたり、その動きが気になったりすることってありますよね。個室があっても、お子さんや高齢の親御さんが入ってきてしまう、なんていう声も。

在宅ワークは「介護や育児と両立しやすい」と言われることもありますが、実際には「仕事の時間に家族の都合が入り込んでくる」と感じる人もいるようです。集中力が途切れてしまうのは、本当に困りますよね。

家族との物理的な近さがストレスで、思うように仕事が捗らない。心理的にも、リモート会議の会話内容などが聞かれないか気になる(30代 男性)
実家暮らしで個室はあるものの、とくに週末は家族がリラックスモードなため、集中しているときに勝手に部屋に入ってきて、話しかけられてしまう。また掃除機などの音で集中力が妨げられてしまう(30代 女性)

3位|机と椅子が使いにくい

自宅の机や椅子は、長時間仕事をするようには作られていないことが多いですよね。「椅子が硬くて腰痛になった」「会社のデスクより快適に作業できない」といった声が寄せられました。お子さんの学習机やリビングのダイニングテーブルを仕事に使っている場合、身体への負担は大きくなりがちです。

自分の部屋で集中してできるが、椅子が少し硬くて腰がすぐに痛くなってしまう。連日在宅ワークだと腰痛がどんどんひどくなり、結果的に集中できなくなる(20代 男性)
会社のデスクより、長時間の作業がしにくい(30代 女性)

4位|専用スペースがなく集中できない

リビングなど、生活空間と仕事空間が一緒だと、集中しにくいと感じる人も多いようです。家族の気配を感じやすかったり、周りのものが目に入ったりして、なかなか「仕事モード」になれないこともありますよね。

自室のデスクで作業しているが、仕切られていないので集中しにくい(20代 女性)
こもって作業するスペースがないのでリビングで行っているが、集中できる環境ではない(40代 女性)

5位|インターネット環境が悪い

オンライン会議や資料のやり取りなど、在宅ワークではインターネット環境が命!「Wi-Fiが弱い」「時々ラグが発生する」といった悩みは、仕事の効率に直結しますよね。

自宅のインターネット環境では、時々ラグが発生する(20代 男性)
在宅ワークに最適な部屋がWi-Fiルーターのある部屋から遠いので、Wi-Fiが弱くてWEB会議が途切れることがある(50代以上 男性)

6位|WEB会議で家の中が映る

カメラオンでのWEB会議、背景が気になりませんか?背景をぼかす機能を使っても「生活感が伝わる」と苦労している人もいるようです。特にデスクトップPCを使っていると、模様替えも簡単にはできませんもんね。

WEB会議にて背景をぼかしても、生活感のありそうな部屋だとわかってしまうこと。ノートパソコンではなくデスクトップなので、模様替えをするのも難しい(20代 女性)
顔出しのウェブ会議で古い家と古い家具が丸見えになってしまうので恥ずかしい(50代以上 女性)

7位|生活感のせいで気が散る

仕事に必要なものだけが置かれているオフィスと違い、自宅には日用品や家電、本など、たくさんのものが目に入りますよね。情報量が多いと、どうしても気が散って集中しにくくなる傾向があるようです。

在宅ワークをする際の机が家族の私物で半分埋まっており、ごちゃごちゃと散乱しているものが目に入るため、集中できない(30代 女性)
生活感ある部屋で仕事をするため、気が散って集中できない(50代以上 女性)

8位|オンオフの切り替えが難しい

仕事場と生活の場が同じだと、「よし、仕事始めよう!」「今日は終わり!」という区切りが曖昧になりがちですよね。職場では自然と仕事モードになれるのに、自宅だと集中しにくかったり、仕事が終わってもつい仕事のことを考えてしまったり…。自分で意識的に境界線を作るのが難しい、という声も聞かれました。

自宅だと職場と違って緊張感に欠けるので、気が抜けて集中力も欠けてしまうのが困りごとです(40代 男性)
作業スペースが生活空間と同じ場所にあるため、気持ちの切り替えがしづらいことが悩みです(50代以上 女性)

9位|スペースが狭く作業しにくい

「机の上が資料でいっぱい!」「ノートPCしか置けない…」なんて経験、ありませんか?作業スペースが狭いと、資料を広げられなかったり、大きなモニターを置けなかったりして、仕事の効率が落ちてしまうことがありますよね。

作業スペースが狭いことが物理的なストレスになっている。机の上がすぐ散らかってしまい、必要な資料やノートPCを広げる余裕がなくて、作業効率が落ちると感じる(40代 男性)
夫婦が同日に在宅ワークになると、スペースが足りない(50代以上 女性)

10位|作業時間が限られる

在宅ワークは時間を自由に使えるイメージがあるけれど、実際には家族との兼ね合いで「働ける時間」が限られてしまう人もいるようです。「子どもたちがいない平日の昼間しか活動できない」「家族が在宅中は仕事ができない」といった声が寄せられました。時間を確保するのが大変だと、仕事量を増やすのも難しいですよね。

子どもたちがいない平日の昼間しか活動できないこと(20代 男性)
普段はリビングのダイニングテーブルにパソコンを置いて作業しています。平日日中は家族がいないので作業可能ですが、休日や家族が在宅時は仕事ができません(50代以上 女性)

困りごと、どうやって解消する?みんなが検討していること

在宅ワークの困りごと、どうにかしたい!そう思っている人も多いはず。みんながどんな対策を考えているのか、見てみましょう。

在宅ワーク環境の困りごと解消のために検討していること

1位は「専用スペースの確保」でした。やはり、自分だけの集中できる場所が欲しい、という気持ちは強いようです。一方で、「現状のまま続けるしかない」と答えた人も22.8%いて、有効な解決策が見つからずに困っている人も少なくないことがわかります。

1位|専用スペースの確保

自宅に自分だけのワークスペースがあれば、多くの悩みを一気に解決できるかもしれません。和室の活用、階段下のリフォーム、パーティションで空間を区切るなど、様々なアイデアが寄せられました。

リビング脇の和室をワークスペースにしようかと模索中。ただし今は子ども部屋となっているため、なかなか難しくはある(30代 女性)
社員のほとんどがテレワークになったのをきっかけに、自宅の階段下をリフォームしてテレワーク専用の場所を作りました。会社から補助金が出たので、思ったよりも良い環境ができました(40代 男性)

2位|自宅以外での作業

「家での解決は諦めて…」と、カフェ、コワーキングスペース、レンタルオフィス、図書館などを利用する人も増えているようです。家族が在宅のときやWEB会議のときだけ、自宅外で作業するというように、状況に合わせて使い分けるのも賢い方法ですね。

家族がいるときはカフェなどで作業する(30代 女性)
近くにあるワークスペースへ移動する。会員になりました(50代以上 女性)

3位|家具の購入

作業しやすい大きめのデスクや、長時間座っても疲れない椅子、スタンディングデスクなどを検討している人もいました。特に高性能なオフィスチェアは、身体への負担を軽減してくれますが、価格が高かったり、置くスペースが必要だったりするのが悩みどころですよね。

作業しやすい大きめのデスクと快適なイスの購入(40代 男性)
長時間座っても疲れない椅子の購入を検討したいが、費用面で悩んでいます(50代以上 男性)

4位|作業時間の変更

家族が在宅していると仕事ができない場合、家族がいない時間帯や寝ている時間帯に仕事をする、という人もいるようです。しかし、家族の生活リズムに左右されるため、不安定になりがち。深夜や早朝の作業が続くと、睡眠不足や生活リズムの乱れにつながる可能性もあるので、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

在宅ワークは家族がいない時間に行う(20代 女性)
家族が寝ている深夜や早朝に作業を行うためのスケジュール管理(40代 男性)

5位|イヤホンの使用

ノイズキャンセリングイヤホンなど、雑音を軽減してくれるイヤホンは、手軽に導入できる対策として人気です。高性能なものは高価ですが、家のリフォームや大型家具の購入に比べれば、費用を抑えやすいですよね。実際に導入して、効果を感じている人もいるようです。

音を気にしないようにするため、イヤホンをするようになりました(50代以上 女性)
ノイズキャンセリングイヤホンを導入しました。すべての音を完全に遮断してくれるわけではありませんが、してないときに比べると段違いなので重宝しています(40代 女性)

6位|在宅ワークに適した家への引っ越し

今の家が在宅ワークに適していないと感じて、引っ越しを検討している人もいました。ただ、引っ越しには費用がかかるので、「収入が増えてから」「お金を貯めてから」という声も。すぐに実現できる人は限られる、大がかりな対策と言えるかもしれません。

約1年後に引っ越す予定のため、引っ越しの際に在宅ワーク環境を整えるお金を使おうと、我慢している(30代 女性)
今後収入が増えたら、部屋を増やすために引っ越しも検討しています(40代 女性)

7位|室内の片付け

「デスク周りを整理する」「WEBカメラに映る範囲だけでも片付ける」といった工夫も挙がりました。視界に余計なものが少なくなると集中しやすくなりますし、スペースも広く使えるようになります。WEB会議時の心配も減らせるのは嬉しいですよね。

集中しやすいようにデスク周りを整理(20代 女性)
WEBカメラに映る範囲だけでも、なるべく片付けておくようにしています(30代 男性)

専門家からのアドバイス:企業と個人の両方で支え合う働き方へ

今回の調査結果について、株式会社マイスタースタジオ人事部長の二宮悠実氏からコメントが寄せられました。二宮氏は、在宅ワーク環境への不満が約半数に上り、「音」や「家族の存在」といった、個人の努力だけでは解決しにくい困りごとが上位に挙がった点に注目しています。

自宅は家族の生活の場でもあるため、常に仕事に適した静かな環境を保つことには限界がある、と指摘しています。特に子育てと仕事の両立を考える上では、「自宅で働けること」と「集中して働く時間を確保できること」は、それぞれに準備が必要で、家族と仕事の時間帯を共有したり、育児や家事を誰がいつ担うかを話し合ったりすることが大切だと述べています。

また、「現状のまま続けるしかない」という回答が22.8%あったことにも触れ、住まいや費用の制約がある中で、働く人だけに環境改善を求めるのは難しいという見解を示しています。人事の立場からは、机や椅子などの設備面の支援に加え、会議の時間帯や頻度、即時の返信を求める範囲を見直すなど、企業側の働き方の設計も重要だと感じているそうです。

在宅勤務制度を用意するだけでなく、一人ひとりが限られた時間で力を発揮できる環境まで整えることが、採用や定着を考える上で大切だというメッセージは、私たちも心に留めておきたいですね。困りごとを気兼ねなく相談でき、家庭の状況に応じて働き方を調整できる職場づくりが求められているのかもしれません。

二宮悠実氏が人事部長を務める株式会社マイスタースタジオの公式サイトはこちらです。
株式会社マイスタースタジオ

また、二宮悠実氏が携わるサービスもご紹介します。

まとめ:自分に合った「快適」を見つけよう!

今回の調査で、在宅ワークには様々な困りごとがあること、そしてその解決策も多様であることがわかりました。音が気になる、家族の存在、身体への負担、オンオフの切り替えなど、あなたの「わかる!」と感じる悩みはありましたか?

もし今、在宅ワークの環境にモヤモヤを感じているなら、今回の調査結果を参考に、自分にぴったりの「快適」を見つけるヒントにしてみてくださいね。ちょっとした工夫や、時には専門家の意見、家族との話し合い、そして会社からのサポートも活用しながら、前向きに働きやすい環境を整えていきましょう!

株式会社家がほしいでは、不動産に関する様々な相談を受け付けています。在宅ワークに適した住まいについて考える際など、困りごとがあれば相談してみるのも良いかもしれません。

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