本文へスキップ

ライフ

包めるバッグと、ふっくらスウェット。Futoから浜松・和歌山の産地の技を生かした新アイテム2点が2026年10月23日より順次発売

ライフスタイルアイテムの企画・製造を手がける株式会社キントーのファブリックブランド「Futo(フト)」から、新しいアイテムが2点登場します。浜松と和歌山、それぞれの産地の個性を生かした「FUTO ベジタブルバッグ SCO」と「FUTO ループバックスウェット TCO」です。2026年10月23日(金)から、KINTO オンラインショップやKINTO REC STORE Tokyoをはじめ、全国の専門店などで順次発売されます。

FUTO ループバックスウェット TCO ¥25,300(税込)
FUTO ループバックスウェット TCO ¥25,300(税込)

一枚の布のように大きく広がる「FUTO ベジタブルバッグ SCO」

ベジタブルバッグは、ゆっくりと織り上げられた「ボイルウェザー」で仕立てられています。丈夫さと独特の風合いをあわせ持つバッグです。両サイドのファスナーを開くと、一枚の布のように大きく広がります。畑で収穫した野菜やマルシェで手にしたものなどを包んで持ち運べるつくりで、バッグでありながら「布で包む」という所作を取り入れたデザインになっています。

バッグの角と底にはスナップボタンが付いていて、留めればマチのあるバッグとしても使えます。サイズと価格、カラーは次のとおりです。

  • 400x360mm:¥15,400(税込)
  • 490x450mm:¥16,500(税込)
  • カラー:オフホワイト、ベージュ、ブラック

旧式のシャトル織機で織る、浜松の高密度コットン

生地は、旧式のシャトル織機でゆっくりと織られたコットンです。高速織機とは違って時間をかけて丁寧に織るので、糸本来の風合いが際立ち、空気を含んだ柔らかな質感が生まれます。Futoの生地は約4000本もの経糸から織られています。その一本一本を、綜絖(そうこう)や筬(おさ)と呼ばれる部品に手作業で通していく工程には、高い集中力と根気が必要です。紡績、染色、整経、織布など、一枚の布ができあがるまでの数えきれない工程は、この土地で積み重ねられてきた経験と、職人の確かな技に支えられています。

開発担当者によると、使われている「ボイルウェザー」は、通常より強く撚りをかけた糸を高密度に織り上げた生地です。強撚糸を使い、適度なハリが出る「ボイル」と、雨風に耐えるウェザープルーフの要素を持つ高密度の「ウェザー」。この二つの特徴を併せ持っています。太めの糸を限界まで高密度に織り上げているので、独特のハリとコシがある丈夫な生地に仕上がっています。目指したのは、野菜など重いものをたくさん入れても気兼ねなく持ち運べるバッグ。野菜を入れるためだけでなく、毎日の買い物やちょっとした旅にも使えるよう想定されていて、使う人それぞれに自分なりの使い方を見つけてほしいという思いが込められています。

包めるバッグと、ふっくらスウェット。Futoから浜松・和歌山の産地の技を生かした新アイテム2点が2026年10月23日より順次発売

空気をまとう裏毛の一着「FUTO ループバックスウェット TCO」

ループバックスウェットに使われているのは、吊り編みの良さが最も現れるといわれる裏毛の生地です。機械の細かな調整を重ねながら、時間をかけて編み上げられています。裏側のループ状のパイルが空気を含むことで、ふっくらとした風合いに仕上がります。この空気の層が、やわらかな着心地と包み込まれるような暖かさを生み出します。形はごくシンプルで、リブや襟元のガセットなど、機能に基づいた仕様がさりげないアクセントになっています。

  • 価格:¥25,300(税込)
  • カラー:ホワイト、メランジグレー、ブラック

和歌山に残る旧式の吊り編み機から生まれる生地

生地を編むのは、世界で唯一、和歌山に今も残る旧式の吊り編み機です。糸に無理な負荷をかけず、空気を含ませながら重力に任せてゆっくり編み上げます。そのため、手編みのように柔らかく、しなやかな質感がずっと続きます。1時間にわずか1メートルほどしか編めない、極めて時間のかかる製法です。効率化に伴って多くの工場から姿を消すなか、Futoの生地は、全国から旧式の機械を集めて昔ながらの技法を守り続ける希少な作り手によって生み出されています。一台ごとに異なる機械の個性を極め、職人が手間を惜しまず編み上げた生地は、何度洗濯を重ねても硬くなりにくく、独特のふっくらとした風合いを長く愉しめます。

開発担当者は、これまでのロングスリーブ、ショートスリーブに合わせてコーディネートできるアイテムとして、スウェットを選んだと話しています。吊り編み機は「コマ」と呼ばれるアタッチメントを替えることで、天竺編みも裏毛も同じ機械で編めます。ただし機械の調整はとても繊細で、一本一本の糸が慎重にゆっくりと編まれていきます。時間をかけて丁寧に作られたものの心地よさを感じてほしい、という思いが込められた一着です。

包めるバッグと、ふっくらスウェット。Futoから浜松・和歌山の産地の技を生かした新アイテム2点が2026年10月23日より順次発売

「ふと、布とともに」を掲げるFutoとKINTO

Futoは、「使い心地」と「佇まい」の調和を大切にするKINTOから誕生したファブリックブランドです。「ふと、布とともに」をコンセプトに、一枚の布との出会いから始まるものづくりを軸にしています。各地で受け継がれてきた伝統技術や手仕事の魅力を現代のデザインに昇華し、使うほどに味わいが増して生活の定番となる「用のある布」を通じて、心と暮らしに豊かな余白を届けることを掲げています。KINTOは1972年に滋賀県彦根市で創業しました。2010年に海外への輸出を始め、2016年にKINTO Europe B.V.、2019年にKINTO USA, Inc.を設立しています。2019年には自社ハウスから植物と鉢をコーディネートして届けるブランド「MOLLIS」を立ち上げました。2023年には彦根市に自社農園を構え、「自然を感じ、植物を育て、旬を愉しむ」ライフスタイルを提案する「KINTO FARM」をスタートさせています。現在、日本とアメリカに4つのブランドストアを構えています。

出典:キントー

この記事をシェアする

次に読む