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美容・健康

「似合うメイク」はセンスではなく顔から読み解く技術。骨格分析でコスメを提案する「骨格コスメ診断」が百貨店に登場

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人気コスメを買っても「なんか違う」のはなぜ?

SNSにはメイク動画やコスメのレビュー、プロのテクニックがたくさん並んでいます。それでも「動画のとおりにメイクしたのに思ったように仕上がらない」「話題のコスメを買ったのに、自分にはしっくりこない」という“メイク迷子”の悩みはなくなりません。

一般社団法人日本骨格メイク協会は、その原因はメイクの方法やコスメの選び方だけにあるのではないと考えています。大切なのは、そのメイクが自分の顔立ちに合っているかどうかです。世の中のメイク情報は、発信者やモデルの顔立ちに合わせた方法であったり、多くの人に向けた汎用的なテクニックであったりします。同じアイシャドウや眉アイテム、チークを使っても、顔の立体感や骨格の特徴によって仕上がりの印象は変わります。

さらに、年齢を重ねると筋肉や脂肪、皮膚の状態が変化し、顔の立体感や印象も変わっていきます。目元の印象、まぶたの状態、ほうれい線、フェイスライン、眉の左右差など、顔の見え方にはさまざまな要因が関わっています。だからこそ、誰かの正解をまねるだけではなく、「今の自分の顔には、どこに、何を、どうメイクすればいいのか」を知ることが重要だと同協会は伝えています。

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「顔を視るチカラ」で、メイクとコスメ選びを一貫して提案

こうした課題に向けて同協会が提案しているのが、独自の骨格メソッドを使った「骨格コスメ診断」です。同協会が運営するアーガイルメイク®スクールでは、骨格理論・皮膚理論・骨格カラー理論を学び、顔の立体感や骨格の特徴を読み解きながら必要なメイクを判断する技術を身につけます。スクールで学んだ講師陣が大切にしているのは、経験やセンスだけに頼らず、一人ひとりの顔を観察して根拠をもってメイクを提案する「顔を視るチカラ」です。

骨格分析メイクで重視しているのは、メイクを濃く重ねることではなく、その人の顔立ちに合わせて必要なメイクを見極めること。たとえば「目を大きく見せたい」という同じ悩みでも、目元の立体感やまぶたの形によって、アイシャドウの入れ方やアイラインの引き方は異なります。チークも、頬骨の位置や顔全体のバランスによって、適した位置や色、入れ方が変わります。「似合う色」を知るだけでなく、どこに・何を・どうメイクするのか、そしてなぜその方法が必要なのかを顔の特徴から導き出し、コスメ選びとメイク方法をセットで提案するのが特徴です。

メイクの奥にある骨格という土台を読み解くことで一人一人に必要なメイクの正解が明確に
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百貨店で集まった、リアルなメイクのお悩み

2026年8月に西宮阪急で開催された「骨格コスメ診断」には、さまざまなメイクの悩みが寄せられました。たとえば、次のような悩みです。

  • 眉の左右差が気になる。自分に合う眉の形や長さがわからない
  • チークを入れても発色しない、または顔が大きく見えてしまう
  • 目元をきれいに仕上げたいのに、アイシャドウが重たく見える
  • くすみが気になるけれど、ツヤを出すとテカって見える
  • SNSで人気のコスメを買っても、自分に使うとしっくりこない

同協会によると、こうした悩みに共通しているのは、商品やメイク方法の情報不足だけでなく、「自分の顔に何が必要なのかを判断する基準がわからないこと」。骨格コスメ診断では、悩みを聞くだけでなく顔立ちを観察したうえで、必要なメイクとコスメの選び方を個別に提案します。使用する商品の品番や具体的な使い方まで伝えることで、売り場で商品を選び、購入を検討しやすい状態につなげています。西宮阪急と川西阪急での開催レポートも公開されており、2027年1月には神戸での開催も予定されています。

「選ぶ理由」がわかるコスメ体験と、今後の展開

骨格コスメ診断が目指すのは、おすすめ商品を紹介することだけではありません。「なぜこの色なのか」「なぜこの位置に使うのか」「自分にはどんな仕上がりが必要なのか」をお客様自身が理解できるようにすることです。商品の魅力に加えて、自分に合う理由と具体的な使い方がわかることで、コスメ選びへの納得感を高めることを目指しています。この考え方は、百貨店のコスメイベントだけでなく、化粧品ブランドの販売促進や美容スタッフの接客力向上にも活用できる可能性があるとしています。

同協会は、骨格分析を通じて一人ひとりが自分に合うメイクを理解し、自分らしい美しさを引き出せる社会を目指す団体で、代表理事は出原好(いずはらよしみ)さん。今後は百貨店でのコスメイベントに加え、化粧品ブランドの販売促進、美容スタッフ向け研修、美容関連企業との連携など、骨格分析の技術を活用できる場を広げていく方針です。メイクの悩みの解決、コスメを選ぶ理由の明確化、そしてお客様に合った形で商品を提案できる人材の育成を通じて、生活者と美容業界の双方に新たな価値を届けていくとしています。

出典:一般社団法人日本骨格メイク協会

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